東京株式(大引け)=72円安、半導体関連売られ全体指数押し下げる

 26日の東京株式市場は、強弱感対立のなか朝方は日経平均が高く始まったものの、その後は買いが続かずマイナス圏に沈む展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比72円96銭安の2万6604円84銭と3日続落。プライム市場の売買高概算は10億8581万株、売買代金概算は2兆7142億円。値上がり銘柄数は1036、対して値下がり銘柄数は718、変わらずは83銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米株高を引き継いで朝方は上値を追う動きを見せたが、買いは続かず、前場後半から急速に値を消す展開となった。米国では注目されていたFOMC議事要旨の内容が市場の想定内であったことでリスク選好ムードとなった。ところが、画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が、決算発表を受けて時間外で売られたことから、東京市場でもこれを横目に半導体関連株への売りがかさみ、全体指数を押し下げた。もっとも個別株の物色意欲は旺盛で、強い値動きを示す銘柄も多かった。値上がり銘柄数は1000を超え、値下がり銘柄数を上回り、プライム市場全体の56%を占めている。TOPIXは小幅ながらプラス圏で着地している。なお、売買代金は盛り上がりを欠き、きょうも3兆円台を大きく割り込んだ。

 個別では、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>など半導体製造装置関連株が売られたほか、ファナック<6954.T>、SMC<6273.T>など機械株も軟調、村田製作所<6981.T>も値を下げた。三菱電機<6503.T>の下げも目立つ。ディー・エヌ・エー<2432.T>が急落、日本ペイントホールディングス<4612.T>、日本電子<6951.T>なども大きく値を下げた。日医工<4541.T>が安く、ワコム<6727.T>なども売りに押された。

 半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、任天堂<7974.T>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも頑強な値動きを見せた。川崎汽船<9107.T>が値を飛ばし、ファーストリテイリング<9983.T>も買いが優勢だった。神戸物産<3038.T>が物色人気となった。FPG<7148.T>がストップ高に買われ、ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が急伸、ソースネクスト<4344.T>、エムアップホールディングス<3661.T>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

出所:株式会社エムサーフ


一覧に戻る