話題株ピックアップ【昼刊】:任天堂、レーザーテク、SBG

■BASE <4477>  8,640円  +1,470 円 (+20.5%) 一時ストップ高   11:30現在

 BASE<4477>が急伸し、一時ストップ高の8670円に買われている。前週末14日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を52億9200万~55億4600万円から75億2000万~81億円(前期比95.3%増~2.1倍)へ、営業損益を3億9100万円の赤字~5500万円から収支均衡~5億円(前期4億4100万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。主力のBASE事業で、新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり消費や消費者のEC移行、実店舗のオンラインシフトの加速などにより、新規ショップの開設数や流通総額が大幅に増加したことが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高36億8100万円(前年同期比2.2倍)、営業利益6億1200万円(前年同期1億3500万円の赤字)だった。

■オイシックス・ラ・大地 <3182>  3,065円  +501 円 (+19.5%) ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率3位

 オイシックス・ラ・大地<3182>はストップ高。前週末14日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算で、純利益が11億8400円(前年同期比4.4倍)と通期予想の12億円にほぼ到達しており、これが好感され買いを集めている。売上高は231億3200万円(同42.2%増)、営業利益は20億7600万円(同3.8倍)だった。食品・食材の直販を行う主力のオイシックス事業において、外出自粛により冷凍食品やストック品などの売り上げが好調に推移したことや、家庭内での食事頻度の増加に対し多数の販売施策を実施し、既存会員を中心に購買頻度・単価が大きく上昇したことなどが全体業績を牽引した。また、宅配需要の急増による新規顧客獲得の一時的な休止により新規販促費用が大幅に未消化となり、これが営業利益の増加につながった。なお、通期見通しは従来予想を据え置いている。

■ライドオンE <6082>  2,929円  +335 円 (+12.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位

 ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>は大幅高で3連騰、一時16.2%高の3015円まで水準を切り上げ上場来高値更新となった。すしの宅配を行っており「銀のさら」は消費者の認知度も高く、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした外出自粛の流れを背景にフードデリバリー需要が喚起され、同社業績を強力に後押ししている。前週末14日に発表した20年4~6月期決算は営業利益が前年同期比2.6倍となる6億8400万円と急拡大したことで、これを材料視する形で投資資金の流入が加速した。

■FRONTEO <2158>  867円  +94 円 (+12.2%)  11:30現在

 FRONTEO<2158>が急騰。株価は中段もみ合いを続けていたが、前週末を境に上放れ目先7月1日以来約1カ月半ぶりの800円台乗せを果たした。足もと業績は急改善の方向にあり、前週末14日取引終了後に発表した20年4~6月期決算は営業損益が4000万円(前年同期実績は4億4400万円の赤字)と黒字化した。注力するライフサイエンスAI分野で大型案件を獲得したことなどが売上高に大きく貢献した。これをポジティブ視する買いが集中している。

■PI <4290>  962円  +83 円 (+9.4%)  11:30現在

 プレステージ・インターナショナル<4290>が急反発している。前週末14日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高は430億円(前期比1.5%増)の従来予想を据え置いたものの、営業利益を50億円から52億円(同4.9%増)へ、純利益を32億円から33億5000万円(同4.9%増)へ上方修正したことが好感されている。従来予想では新型コロナウイルス感染症が業績にネガティブな影響を及ぼすことを想定していたが、影響は受けてはいるものの、国内事業では想定よりも早く回復を確認しているほか、コストコントロールを徹底した成果も出ているためという。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高94億7300万円(前年同期比5.3%減)、営業利益12億9600万円(同0.6%増)、純利益7億1000万円(同11.7%増)だった。

■カオナビ <4435>  4,990円  +375 円 (+8.1%)  11:30現在

 カオナビ<4435>が急伸している。前週末14日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)単独業績予想について、売上高を14億2000万~16億円から15億7500万円(前年同期比30.0%増)へ、営業損益を8000万円の赤字~1億2000万円の黒字から1億4500万円(前年同期400万円の赤字)へ修正し、営業利益が従来予想のレンジ上限を更に上回るとしたことが好感されている。新型コロナの影響により減速していたリード獲得が4~5月を底に回復し、6月には過去最高を更新しており、事業環境が改善傾向にあることに加えて、不透明な外部環境を考慮し柔軟なコストコントロールを実施したことが寄与する。

■日機装 <6376>  1,052円  +66 円 (+6.7%)  11:30現在

 14日に決算を発表。「4-6月期(2Q)税引き前は2.7倍増益、20年12月期業績を未定に変更」が好感された。

 日機装 <6376> が8月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前利益は前年同期比28.8%増の38.6億円に伸びた。

■オープンハウス <3288>  3,515円  +65 円 (+1.9%)  11:30現在

 オープンハウス<3288>が続伸。同社が14日取引終了後に発表した20年9月期第3四半期累計(19年10月~20年6月)の連結純利益は前年同期比418億9600万円(前年同期比71.1%増)と大幅増益となった。テレワークの拡大などで、仕事のスペースが確保しやすい戸建て住宅に対する関心が高まり、足もとの仲介契約件数が大幅に伸びた。また、プレサンスコーポレーション<3254>へ出資し持分法適用関連会社としたことに伴う投資利益も計上した。この日は、戸建て住宅への需要増による業績拡大を好感した買いが流入している。

■Chatwork <4448>  1,674円  +24 円 (+1.5%)  11:30現在

 Chatwork<4448>が4連騰している。前週末14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)単独決算が、売上高11億5400万円(前年同期比35.3%増)、営業利益2億2500万円(同4.1倍)、純利益2億2700万円(同4.9倍)と大幅増益となったことが好感されている。新型コロナウイルス感染症によるテレワーク需要の拡大が追い風となり、主力のChatwork事業が大幅に伸長した。また、今期からシステム原価(開発人件費とサーバー費の一部)を資産計上したことも利益を押し上げた。同時に、従来未定としていた20年12月期通期業績予想について、売上高24億5000万~25億4100万円(前期比35.0~40.0%増)、営業利益2億3100万~3億5900万円(同3.0~4.6倍)、純利益2億7200万~4億2100万円(同4.4~6.9倍)を見込むとした。レンジ上限については、新型コロナウイルス感染症によるテレワーク需要が引き続き増加した場合を想定したという。

■任天堂 <7974>  51,910円  +590 円 (+1.2%)  11:30現在

 任天堂<7974>は全体軟調相場に抗して4連騰と気を吐いている。株価は一時870円高の5万2190円まで上値を伸ばし、7月7日につけた年初来高値を払拭し新高値に買われた。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に個人消費が落ち込むなかも、巣ごもりといわれる在宅消費は相対的に高い伸びを確保しており、ゲーム関連はその代表的なセクターでもある。同社が販売するニンテンドースイッチはいまだに入手困難な払底状態にあり、「あつまれ どうぶつの森」など関連ソフトも合わせ同社の業績を押し上げている。同社の4~6月期業績は最終利益が前年同期比6.4倍となり1000億円の大台を超えた。「通期の利益予想には修正を加えていないが、大幅な増額は必至の情勢。ここ証券会社の同社株の目標株価も軒並み見直し(上方修正)が相次いでいることで、個人投資家の積極的な買い参戦を誘っている」(国内証券ストラテジスト)という。

■ノーリツ鋼機 <7744>  1,486円  -116 円 (-7.2%)  11:30現在  東証1部 下落率8位

 14日に決算を発表。「上期営業を24%下方修正、通期も減額、未定だった配当を20円に修正」が嫌気された。

 ノーリツ鋼機 <7744> が8月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期第1四半期(4-6月)の連結営業利益は前年同期比92.2%減の0.8億円に大きく落ち込んだ。同時に、従来未定としていた今期の上期配当を10円(前年同期は7円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も10円実施する方針とした。年間配当は前期比5円増の20円に増配となる。

■CYBERDYNE <7779>  394円  -28 円 (-6.6%)  11:30現在

 14日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は赤字転落で着地」が嫌気された。

 CYBERDYNE <7779> [東証M] が8月14日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前損益は6600万円の赤字(前年同期は2億7900万円の黒字)に転落した。

■レーザーテック <6920>  8,750円  -260 円 (-2.9%)  11:30現在

 レーザーテック<6920>がやや売りに押され、9000円台を小幅割り込んだ水準で推移している。前週末の米国株市場では半導体関連銘柄が高安まちまちの展開となり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅ながら続落した。ワクチン開発の前倒しで経済再生への期待が高まり、半導体市況の改善思惑が関連銘柄の株価を刺激してきたが、ここにきて米中摩擦問題が再び懸念要因として浮上しており、同関連株も強弱感が対立している。そのなか、レーザーテックは20年6月期営業利益が前期比9割増益と急増、21年6月期も13%増益の2ケタ成長を見込むが、やや保守的な見方で目先機関投資家とみられる利益確定の動きも観測されているもよう。このほか、東京エレクトロン<8035>などもきょうはやや売り優勢の地合いとなっている。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,166円  -160 円 (-2.5%)  11:30現在

 ソフトバンクグループ<9984>は引き続き商い高水準で強弱感が対立するなかも、ここにきて売りに押される展開を強いられている。テクニカル的には前週後半から25日移動平均線を下回って推移するなど調整局面にある。同社が率いるビジョン・ファンドはコロナ禍で資金集めにも難航している状況だが、そのなか、経営難の米シェアオフィス大手ウィーカンパニーに対し新たに11億ドルの金融支援枠を設けることなどが報じられ、先行き不透明感も意識されている。一方で、中国AI企業のIPO検討などプラス材料も伝わっているが、現時点では消化難。ここにきて米国と中国が閣僚級の貿易協議を延期するなど対立の先鋭化が懸念されており、ソフトバンクGにとっても米中摩擦激化はネガティブに働くとの見方も株価の上値を重くしている。

■データホライゾン <3628>  2,608円  +500 円 (+23.7%) ストップ高買い気配   11:30現在

 データホライゾン<3628>に買い注文殺到、寄り付きから値がつかず、カイ気配の状態で水準を切り上げ値幅制限上限の500円高は2608円で張りついている。同社はレセプトデータなど医療業界に特化した情報サービスを展開するが、前週末14日に、ディー・エヌ・エー<2432>と資本・業務提携したことを発表、これがポジティブサプライズとなり投資資金が集中した。ディーエヌエはデータホライゾン株の8.6%を取得する方針。健康関連事業で両社のヘルスケアサービスにおける技術力や展開力を融合し業容拡大を図る。

■エムアップ <3661>  2,920円  +500 円 (+20.7%) ストップ高買い気配   11:30現在

 エムアップホールディングス<3661>がストップ高カイ気配となっている。同社は14日取引終了後に、21年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.3倍の2億8800万円となり、通期計画8億2000万円に対する進捗率は35.1%となった。売上高は同15.4%増の29億3700万円で着地。主にスマートフォン向けにファンクラブサイト運営や各種デジタルコンテンツ、動画サービス、アプリの提供を行っている主力のコンテンツ事業が伸びたほか、音楽映像商品やアーティストグッズを販売しているEC事業も好調だった。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■ソフトブレーン <4779>  484円  +80 円 (+19.8%) ストップ高買い気配   11:30現在

 ソフトブレーン<4779>がストップ高の484円水準でカイ気配となっている。前週末14日の取引終了後、投資会社のアント・キャピタル・パートナーズ傘下のシー・ファイブ・エイト・ホールディングス(東京都千代田区)が、同社の完全子会社を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格871円にサヤ寄せする格好となっている。親会社のスカラ<4845>が価値共創事業に経営資源を集中するために売却を目指す一方、アント・キャピタルは中長期的な企業価値向上を図るのが狙い。買付予定数は1463万5000株(下限483万3400株、上限設定なし)で、買付期間は9月29日から11月10日まで。なお、スカラはTOBに応募せず、TOB後に保有するソフトブレン株全株を714円でシー・ファイブに譲渡する。なお、TOB成立後、ソフトブレンは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は、ソフトブレン株式を8月14日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■フェイス <4295>  926円  +150 円 (+19.3%) ストップ高買い気配   11:30現在

 フェイス<4295>がストップ高の926円水準でカイ気配となっている。前週末14日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高53億3200万円(前年同期比16.7%増)、営業利益5億4500万円(前年同期5400万円の赤字)、最終利益3億7400万円(同9300万円の赤字)となり、営業利益が大幅黒字転換したことが好感されている。既存配信サービス売り上げや、新型コロナウイルス感染防止のため店舗の営業を休止したことに伴うコンテンツ事業の売り上げは減少したものの、既存加盟店におけるポイント発行が大幅に増加したポイント事業や、傘下の日本コロムビアにおけるアニメ作品やゲーム作品関連の売り上げが拡大したレーベル事業が牽引役となり、業績が好転した。同時に、未定としていた21年3月期通期業績予想を発表しており、売上高200億円(前期比0.5%減)、営業利益5億円(同29.8%増)、最終利益1億円(前期8億8400万円の赤字)を見込むとした。

●ストップ高銘柄

 IIF <6545>  493円  +80 円 (+19.4%) ストップ高   11:30現在

 イメージ情報開発 <3803>  634円  +100 円 (+18.7%) ストップ高買い気配   11:30現在

 など、10銘柄

●ストップ安銘柄

 ITbook <1447>  538円  -100 円 (-15.7%) ストップ安売り気配   11:30現在

 など、1銘柄

株探ニュース

出所:株式会社エムサーフ


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