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【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり急反落、欧米株安や原油高で売り優勢 (3月9日)
日経平均株価 始値 54608.63 高値 54608.63 安値 51407.66 大引け 52728.72(前日比 -2892.12 、 -5.20% ) 売買高 36億8477万株 (東証プライム概算) 売買代金 9兆6756億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は急反落、一時4000円超の暴落に見舞われる 2.前週末の欧州株全面安と原油市況高騰受けリスクオフ加速 3.トランプ米大統領のSNS投稿で中東有事に一段と警戒感 4.為替は1ドル158円台後半の円安も、相場の支えにならず 5.日経平均は終盤下げ渋るも記録的急落、9割の銘柄が下落 ■東京市場概況 前週末の米国市場では、前日比453ドル安と続落した。中東情勢の緊迫化を受けた原油高や米雇用不安が重荷となり売りが優勢となった。 週明けの東京市場では、リスクオフの流れが一気に強まり、日経平均株価は一時4000円を超える急落で5万1000円台まで水準を切り下げる場面があった。 9日の東京市場は、売り圧力が一気に高まった。前週末の欧州株市場が全面安に売り込まれたほか、米国株市場でもNYダウが一時900ドルを上回る下げとなり、これを受けてリスク許容度の低下した海外投資家の売りや、先物を絡めたインデックス売りが集中した。トランプ米大統領が自身のSNSにイランとの合意は「無条件降伏以外にはありえない」と投稿し、地上戦も辞さずの構えをみせており、軍事衝突の長期化を懸念するムードが強まっている。そうしたなか、WTI原油先物価格が一時1バレル=120ドル台に迫る暴騰となり、これが投資家の不安心理を煽る格好となった。一方、外国為替市場では1ドル=158円台後半まで円安が進んだが、ハイテク株の下支えにはならなかった。日経平均は大引けにかけて下げ渋ったものの、5万2000円台で着地。プライム市場全体の9割の銘柄が下落した。 個別では、7300億円弱の群を抜く売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が急落したほか、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など大手半導体製造装置メーカーが大きく値を下げた。フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>など電線株の下げも目立つ。ソフトバンクグループ<9984>が大幅安、JX金属<5016>も急落した。三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>など防衛関連が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などのメガバンクも下値を探った。日東紡績<3110>、芝浦メカトロニクス<6590>の下げの大きさも際立つ。 半面、原油高騰を背景にINPEX<1605>が小じっかり、買収報道のあったローム<6963>が大幅高に買われた。日本郵船<9101>が小高く、JR東日本<9020>も堅調。アイル<3854>も値を上げた。このほか、サイバーエージェント<4751>、ブロードリーフ<3673>なども上値を追った。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はローム <6963>、KDDI <9433>、セコム <9735>、ZOZO <3092>、サイバー <4751>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約20円。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約1612円。 東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)海運業、(2)鉱業、(3)陸運業、(4)食料品、(5)医薬品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)非鉄金属、(2)ガラス・土石、(3)機械、(4)電気機器、(5)電気・ガス。 ■個別材料株 △住石HD <1514> [東証S] 22年の原油高騰時にも物色。 △コスモス薬品 <3349> [東証P] 2月度の既存店売上高が6ヵ月連続で前年上回る。 △アイル <3854> [東証P] 26年7月期利益予想及び配当予想を上方修正。 △ブレインズ <4075> [東証G] 引き続きヒューマノイドロボによる製造現場自働化の実証結果を好感。 △フリー <4478> [東証G] 医療法人向け会計パッケージの提供開始。 △オキサイド <6521> [東証G] 量子コンピューター向けレーザー光源を販売開始。 △Jディスプレ <6740> [東証P] 「政府が米国でのディスプレー工場運営を打診」との報道。 △ローム <6963> [東証P] デンソー <6902> による買収提案報道を引き続き材料視。 △サンリン <7486> [東証S] 原油価格上昇で業績押し上げを期待。 △JR東日本 <9020> [東証P] ディフェンシブ銘柄の一角として投資資金が向かう。 ▼清水建 <1803> [東証P] 1413万7200株の売り出し発表で需給面への影響を警戒。 ▼SBG <9984> [東証P] 米ハイテク株安嫌気し信用買い残増加も警戒材料。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)Jディスプレ <6740>、(2)ローム <6963>、(3)アイル <3854>、(4)コスモス薬品 <3349>、(5)日本新薬 <4516>、(6)ブロドリーフ <3673>、(7)サイバー <4751>、(8)DyDo <2590>、(9)Appier <4180>、(10)エニーカラー <5032>。 値下がり率上位10傑は(1)日東紡 <3110>、(2)芝浦 <6590>、(3)メック <4971>、(4)レゾナック <4004>、(5)東応化 <4186>、(6)東京精 <7729>、(7)フルヤ金属 <7826>、(8)一工薬 <4461>、(9)山一電機 <6941>、(10)ユニオンツル <6278>。 【大引け】 日経平均は前日比2892.12円(5.20%)安の5万2728.72円。TOPIXは前日比141.09(3.80%)安の3575.84。出来高は概算で36億8477万株。東証プライムの値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は1434となった。東証グロース250指数は743.09ポイント(27.71ポイント安)。 [2026年3月9日] 株探ニュース
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9日香港・ハンセン指数=終値25408.46(-348.83)
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[PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇98銘柄・下落206銘柄(東証終値比)
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9日中国・上海総合指数=終値4096.6023(-27.5917)
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[PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1891銘柄・下落1088銘柄(東証終値比)