宝HLD、上期経常を9%下方修正
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宝ホールディングス <2531> [東証P] が10月23日大引け後(16:00)に業績修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の81億円→73.8億円(前年同期は111億円)に8.8%下方修正し、減益率が27.5%減→33.9%減に拡大する見通しとなった。 なお、通期の経常利益は従来予想の222億円(前期は221億円)を据え置いた。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社グループの主要セグメントの売上高は、宝酒造、宝酒造インターナショナルグループ、タカラバイオグループいずれも前回予想を下回る見通しです。営業利益については、宝酒造、宝酒造インターナショナルグループは前回予想を上回りますが、タカラバイオグループについては、売上高の減少の影響が大きく、前回予想を下回る見通しです。特別損益では、投資有価証券の売却等により、特別利益が前回予想より約23億円増加しましたが、タカラバイオグループにおいて、設備の減損損失を約39億円計上したことで特別損失が増加しました。また、タカラバイオグループにおいて、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を約4億円取り崩すこととなり、当社グループの親会社株主に帰属する中間純利益については、前回予想を下回る見通しです。なお、本日、当社の連結子会社であるタカラバイオ株式会社(コード番号4974 東証プライム市場)も、第2四半期(中間期)の連結業績予想の修正発表をおこなっております。2026年3月期 通期の連結業績予想について通期の連結業績予想につきましては現在精査中であり、2025年11月11日に予定している第2四半期(中間期)決算発表時にお知らせする予定です。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、2025年11月11日発表予定の第2四半期(中間期)決算発表数値とは異なる可能性があります。
