米外為市場サマリー:米PPIの伸び加速を受け一時152円70銭近辺に上伸

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為替

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円63銭前後と前日に比べて20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=159円78銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。

 この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が24万2000件と、前の週の改定値から1万7000件の増加となったことを受け、ドル円相場は151円80銭台に軟化する場面があった。ただ、同時刻に発表された11月の米卸売物価指数(PPI)の前月比の上昇率が0.4%と改定された前月の0.3%から加速したことからドル売りは一時的。インフレ圧力の根強さを意識した米長期金利の上昇がドルの支援材料となり、一時152円70銭近辺まで上伸した。一方、欧州中央銀行(ECB)が3会合連続となる0.25%の利下げを決め、25年の追加利下げの可能性に含みを残したことからユーロは対ドルや対円で軟調だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0468ドル前後と前日に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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