【↓】日経平均 大引け| 大幅続落、景気減速懸念で半導体関連が売られる (6月30日)

日経平均株価

始値  26753.28

高値  26753.28(09:00)

安値  26324.31(14:44)

大引け 26393.04(前日比 -411.56 、 -1.54% )

売買高  13億6402万株 (東証プライム概算)

売買代金  3兆2144億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は大幅続落、2万6000円台前半まで水準下げる

 2.米国株はNYダウが小高く引けたものの景気後退懸念高まる

 3.朝方発表の鉱工業生産は予想を大幅に下振れリスクオフ拍車

 4.半導体関連銘柄などの下げが目立ち、全体相場を押し下げる

 5.値下がり銘柄数は1300超、プライム市場の7割を占める

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比82ドル高と3日ぶりに反発した。米長期金利の低下を好感し、マイクロソフト(MSFT)やアップル(AAPL)やハイテク株の一角が買われた。

 東京市場ではリスク回避目的の売りがかさみ、日経平均株価は大幅続落となり2万6000円台前半まで水準を切り下げた。

 30日の東京市場は、朝方から売り優勢の展開を強いられたが、後場になって下げが加速した。日経平均株価は一時480円安に売り込まれる場面もあった。前日の欧州株市場がほぼ全面安に売られ、米国株市場ではNYダウがプラス圏で踏みとどまったものの、東京市場ではFRBによる金融引き締めが米景気後退を招くのではないかという思惑が売りを誘発した。朝方発表された鉱工業生産指数が予想を大きく下振れたことも、下げを助長する背景に。半導体関連株などに大きく売られる銘柄が目立ち、全体を押し下げた。値下がり銘柄数は1300を超え、プライム市場全体の7割を超える銘柄が下落。日経平均は本日で2022年相場の前半を終えたが、1~6月の下落幅は約2400円に達した。

 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が売られたほか、東京エレクトロン<8035>が大幅安、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連銘柄への売りが目立った。また、日立製作所<6501>、富士通<6702>なども下落。日本郵船<9101>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも値を下げた。ワイエイシイホールディングス<6298>が急落、ソースネクスト<4344>も下値を探った。日本取引所グループ<8697>が売られ、三井松島ホールディングス<1518>も安い。

 半面、武田薬品工業<4502>、第一三共<4568>が頑強な値動きをみせ、オリエンタルランド<4661>もしっかり。サンリオ<8136>が急騰、gumi<3903>、サニーサイドアップグループ<2180>なども値を飛ばした。レオパレス21<8848>が買い優勢となり、三陽商会<8011>も上昇した。KLab<3656>も高い。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568>、キッコマン <2801>、武田 <4502>、塩野義 <4507>、大成建 <1801>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約8円。うち4円は第一三共1銘柄によるもの。

 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファナック <6954>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、ファストリ <9983>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約149円。

 東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)繊維製品、(2)電気・ガス業、(3)パルプ・紙、(4)建設業、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)その他金融業、(3)電気機器、(4)不動産業、(5)海運業。

■個別材料株

△サニーサイド <2180> [東証P]

 22年6月期の業績上方修正と自社株買い実施を好感。

△データHR <3628> [東証G]

 ディーエヌエ <2432> [東証P]が1株につき2200円でTOB。

△エネチェンジ <4169> [東証G]

 新EV充電ブランドへ最大300億円投資を発表。

△サスメド <4263> [東証G]

 世界初のブロックチェーン技術を活用した治験実施へ。

△リボミック <4591> [東証G]

 「TGF-β1」アプタマー併用療法で抗がん剤の作用延長を確認。

△シダックス <4837> [東証S]

 オイシックス <3182> [東証P]が26.5%相当の株式取得へ。

△三陽商 <8011> [東証P]

 第1四半期経常は5億9300万円の黒字に浮上。

△三共興 <8018> [東証S]

 300万株を上限とする自社株買い実施へ。

△サンリオ <8136> [東証P]

 アリババ集団のグループ企業とライセンス契約締結。

△レオパレス <8848> [東証P]

 東証が猶予期間入り銘柄の指定を解除。

▼アクシージア <4936> [東証G]

 上海ロックダウンの影響で2~4月期営業益18%減。

▼東エレク <8035> [東証P]、レーザーテク <6920> [東証P]

 市場成長鈍化見通しで半導体製造装置関連が軒並み安。

 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)サンリオ <8136>、(2)gumi <3903>、(3)サニーサイド <2180>、(4)日阪製 <6247>、(5)ロイヤルHD <8179>、(6)レオパレス <8848>、(7)三陽商 <8011>、(8)PI <4290>、(9)KLab <3656>、(10)アイル <3854>。

 値下がり率上位10傑は(1)ワイエイシイ <6298>、(2)ドリームI <4310>、(3)スタティアH <3393>、(4)NSW <9739>、(5)進和 <7607>、(6)サンネクスタ <8945>、(7)エンプラス <6961>、(8)ソースネクス <4344>、(9)ヨシックス <3221>、(10)ノムラシス <3940>。

【大引け】

 日経平均は前日比411.56円(1.54%)安の2万6393.04円。TOPIXは前日比22.75(1.20%)安の1870.82。出来高は概算で13億6402万株。東証プライムの値上がり銘柄数は472、値下がり銘柄数は1314となった。東証マザーズ指数は661.56円(6.99円安)。

[2022年6月30日]

株探ニュース

出所:株式会社エムサーフ


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