NITTOK、非開示だった上期経常は75%減益へ

 NITTOKU <6145> [JQ] が8月6日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比55.2%減の1.5億円に大きく落ち込んだ。

 併せて、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比74.7%減の4.8億円に落ち込む見通しを示した。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.0%→2.5%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】

 (1) 公表の理由2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」という)の拡大が当社の事業活動及び経営成績に与える影響を合理的に算定できないことから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき2021年3月期第2四半期連結業績予想を算定しましたので、公表いたします。(2) 修正の主要な要因1. COVID-19が当社グループの事業に与える主要な影響・ 当社グループの主要な事業は生産設備の製造・販売ですが、そのほとんどがお客様ごとのオーダーメイド設備のため、設計、仕様、設備の規模や金額、納期はさまざまです。・ 当社グループ連結売上高の約80%が日本からの輸出ですが、その売上計上基準は原則「船積み基準」を採用し、一方、国内の場合は「検収基準」を採用しています。・ 「船積み基準」の場合、原則として当社の工場出荷前にお客様に検査をしていただき、完成度を確認した上で、船積みの手配を行います。・ 今般、COVID-19の影響で海外との人の往来に支障が生じたため、出荷前の検査が延期されたものは、輸出案件では船積みができない状況となり、国内案件の一部でも相互の事業所、工場間での人の往来に支障が生じ、打合せ、立会検査等の中断も起きています。・ また、受注面では、制御(コンピュータ)による高精度、高精密な生産設備のため部品1点にわたるまで詳細な仕様打ち合わせが必要なものが多く、原則、対面で行っていたものができなくなりました。・ これら人の往来が遮断された結果、新規受注、売上に必要なフローの一部が中断しています。・ 現在、「With CORONA」をテーマとして、リモートによる受注打合せやお客様による検査の導入を進めていますが、技術的な問題の伝達方法、通信環境の整備、コミュニケーションや資料の改善、取り交わし文書の変更や再作成などを行っています。・ いわゆる単体機やリピート機などについては、通常のフローもしくは一定程度の打合せやビデオ、データなどにより受注、売上を継続しています。・ なお、当社グループ社員への影響や部品調達、生産活動自体に大きな直接的な影響はありません。2. COVID-19が当社グループの業績に与える主要な影響・ IoT、DX(デジタルトランスフォーメーション)、5G、脱炭素、自動運転など設備投資の需要、引き合いはあるものの、前述のとおり顧客の設備投資再開への判断に重要ないくつかの要素に障害があるため、開発の着手あるいは発注の判断に慎重さが続いています。・ このため通期の売上は予想が困難な状況です。・ 現在、受注から売上までのリードタイムの平均が6ヶ月前後で推移していることから、第2四半期の売上高は、上述の環境の範囲で予定納期をもとに算定しました。3. その他の要因・ 2021年3月期第2四半期連結業績予想には、津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金277百万円を特別利益として織り込んでいます。(3) 通期業績予想について今後、大きな環境変化がない場合、現在の需要動向、引き合い動向から今期の業績に影響する受注は9月中にはその凡そが判明しますので、通期業績予想は10月中に公表することとし、今回は予想を見送りといたします。個別の2021年3月期第2四半期業績については輸出案件の仕向け地調整なども考えられるため見送りとし、前述通期業績予想と同時に行う予定です。その他当社の配当方針は安定配当であり、2020年5月22日に発表した配当予想(1株当たりの年間配当金30円)についての変更はありません。* 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項  上記の業績見通しは、当社が現時点で入手している情報及び合理的と判断した一定の前提に基づいたものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因によって、業績予想数値とは異なる可能性があります。開示すべき重要事実が発生した場合には、適時開示規則、当社情報開示基準に則り、速やかにお知らせします。

出所:株式会社エムサーフ


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