東京株式(大引け)=178円安、米中協議先行き不透明感と中国経済を警戒

 14日の東京株式市場は前日に続き売り優勢の地合いとなり、日経平均は後場寄りに一段安、一時250円を超える下げをみせる場面があった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比178円32銭安の2万3141円55銭と続落。東証1部の売買高概算は14億40万株、売買代金概算は2兆2436億7000万円。値上がり銘柄数は371、対して値下がり銘柄数は1726、変わらずは57銘柄だった。

 きょうの東京市場は軟調な地合いで利益確定を急ぐ動きが表面化した。米中通商交渉に不透明感が生じているほか、香港の政情不安への懸念もくすぶる。また、朝方取引開始前に発表された7~9月期の国内GDPが事前予測に届かなかったことや、前場取引時間中に発表された中国の経済指標が市場コンセンサスを下回ったことも投資家マインドを悪化させた。前場段階では日経平均の下げは比較的小幅にとどまっていたが、後場に入ると先物主導で売り仕掛けが入り、日経平均は下げ幅を広げた。10月中旬以降、全体相場は一本調子の上昇を続けてきたこともあり、日経平均が続落となったのは10月初旬以来、約1カ月半ぶりとなる。値下がり銘柄数は1700を超え全体の8割に達した。業種別でも情報通信や水産を除きほぼ全面安に近い商状だった。

 個別では、ソニー<6758.T>、トヨタ自動車<7203.T>が値を下げ、ZOZO<3092.T>も売られた。アドバンテスト<6857.T>の下げも目立つ。楽天<4755.T>が大幅安となり、オリエンタルランド<4661.T>も水準を切り下げた。プロトコーポレーション<4298.T>、日本コンクリート工業<5269.T>が急落、LIFULL<2120.T>も大きく売り込まれた。ノーリツ鋼機<7744.T>、アルバック<6728.T>なども大幅下落となった。

 一方、Zホールディングス<4689.T>が売買代金トップで17%近い急騰をみせた、売買代金2位のソフトバンクグループ<9984.T>もプラス圏で着地した。リクルートホールディングス<6098.T>も買いが優勢だった。ヤマハ発動機<7272.T>が上昇。トリドールホールディングス<3397.T>が値上がり率トップに買われ、CARTA HOLDINGS<3688.T>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

出所:株式会社エムサーフ


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